【2023年版】オススメの転職エージェントと選び方

今回は「オススメの転職エージェントと選び方」について、解説していきます。

この記事は、以下に当てはまる人に読んでいただきたいと思います。

  • 転職活動のために転職エージェントを探している人
  • 初めて転職エージェントを利用するので失敗したくない人
  • 転職エージェントがたくさんありすぎて、どれを選べばいいか迷っている人

筆者は大手電気機器メーカーで管理職をしています。即戦力としての人材を中途採用する立場でもあるので、採用者視点で転職ノウハウ注意すべきポイントをお伝えしています。

筆者も過去、転職エージェントを探していたときに、種類がたくさんありすぎてどれを選べばいいのか迷いました。

手当たり次第利用してみてわかったことは、転職エージェントは万人へのオススメがあるわけではなく、自分のステータスにあったものから選ぶ必要があるということです。

自分にあった転職エージェントを選ぶことで、他の人より転職活動を有利に進めることができます。

この記事を読むことで、あなたにぴったりの転職エージェントを見つけることができますよ。

目次

転職エージェントのメリット(※読み飛ばし可)

本題に入る前に、転職エージェントを活用するメリットを簡単に解説します。

ご存知の方は読み飛ばしてくださいね。

転職エージェントを活用すると下記のような点で転職活動を有利に進めることができます。

転職エージェントを活用するメリット

  • 自己分析:第三者視点で、自分のキャリアで狙える企業を分析してくれる
  • 案件紹介:多くの企業とコネクションを持ち、希望条件に合う案件を紹介してくれる
  • 転職対策:応募企業に適したエントリーシートの添削や、面接対策をしてもらえる
  • 年収交渉:本人がやりにくい年収交渉を、転職者に代わって年収交渉してもらえる

これだけメリットがありながら、さらに転職エージェントは転職前から転職完了まで全て無料で利用できます。

転職エージェントは採用企業から成功報酬をもらうビジネスモデルなので、無料でも気兼ねなく利用してくださいね。

それでは本題に移ります。

オススメの転職エージェントと選び方

転職エージェントを選ぶ上でのポイントは3つあります。

転職エージェントを選ぶポイント

  1. 自分のステータスにあった転職エージェントを使う
  2. 総合型と特化型を使い分ける
  3. 年収750万円以上はスカウト型 転職サイトも併用する

順に解説していきます。

1. 自分のステータスにあった転職エージェントを使う

自分のステータスというのは、現職年収や属性(年齢やフリーター・第二新卒など)のことです。

転職エージェントによって取り扱いの適したゾーンが違うので、自分のステータスにあった転職エージェントから選びましょう。

ステータス別にマッチする転職エージェント・転職サイトをまとめてみました。

ポイントは、現職年収の目安とそのひとつ上の区分の転職エージェントも合わせて利用することです。

転職エージェントによって保有する企業案件の種類が異なるので、条件の近い案件の取りこぼしを減らせます。

例えば、年収500万円の人であれば、リクルートエージェントマイナビエージェントに加えてJACリクルートメントにも登録しておきます。

オススメの転職エージェント

サービス名特徴現職年収の目安
リクルートエージェント・業界最大手「リクルート」の転職エージェント
・求人数が多い
400〜600万円
doda・業界2位の総合型転職エージェント
・求人数が多い
マイナビエージェント・「マイナビ」の総合型転職エージェント
・20−30代の求人数が多い
JACリクルートメント・高収入領域の転職実績で国内No.1
・年収600万円以上の求人数が多い
600〜800万円
ランスタッド・外資系の転職エージェント
・高収入・外資系企業の求人数が多い
800万円以上
ジェイック・20−30代フリーター・第二新卒に特化
・5日間の就職対策講座あり
フリーター
第二新卒
ハタラクティブ ・20代に特化した就職支援サービス
・未経験者への正社員求人に強み
就職Shop・「リクルート」の未経験者向けサービス
・20代未経験者への正社員求人に強み

オススメの転職サイト

サービス名特徴現職年収の目安
リクナビNEXT・業界最大手「リクルート」の転職サイト
・求人数が多い
600万円未満
doda・業界2位の「doda」の転職サイト
・求人数が多い
ビズリーチ・ハイクラス向けの大手転職サイト
スカウト機能あり
600万円以上
リクルートダイレクトスカウト・「リクルート」のハイクラス向け転職サイト
スカウト機能あり

【補足】転職エージェントと転職サイトの違い

  • 転職エージェント:担当がつき、求人紹介や年収交渉など転職全般をサポートしてくれる
  • 転職サイト:Web掲載されている企業求人を自分で好きな時に検索・選ぶことができる

どちらか一方のみ使うのではなく、両方を併用するのが良いです。

筆者なら、転職エージェントからの紹介だけでなく転職サイトでも気になる求人を探す→転職エージェントにその求人の適正アドバイスをしてもらう、といった使い方をします。

2. 総合型と特化型を使い分ける

特定の業界・職種での転職を考えている場合は、特化型の転職エージェントを使った方が有利に転職活動ができます。

  • 総合型:全ての業界・職種を対象にした、幅広い求人情報を扱う転職エージェント
  • 特化型:特定の業界・職種に特化した、専門分野を得意とする転職エージェント

特化型の転職エージェントを利用するメリット

  1. 専門分野の企業とコネクションが強く案件数も多い
  2. その業界出身のエージェントも多く、業界の内部事情に詳しい

総合型よりも特化型の方が転職エージェントも業界の事情に精通していることが多いので、より具体的なアドバイスがもらえます。

コンサルや金融など、特定の業界・職種を受ける場合は特化型の転職エージェントを有効活用しましょう。

3. 年収750万円以上はスカウト型 転職サイトも併用する

一般的に、管理職などハイクラスのポジションは選定を効率化するために募集を非公開としている企業が多いです。

こうしたポジションに応募したい人は、ビズリーチリクルートダイレクトスカウトなどのスカウト型の転職サイトに登録しておき、職務経歴を見たエージェントや企業の採用担当からのスカウトが来るのを待ちます。

いわゆるヘッドハンティングというやつです。

ハイクラスの定義に明確なものはありませんが、年収600〜750万円以上をひとつの目安と考えて良いでしょう。

年収750万円を超えている人は、今すぐ転職するつもりがなくてもスカウト型の転職サイトへ登録しておくことをオススメします。

登録しておくと、企業から募集条件に合致する求人が出たタイミングでスカウトメールが来るので、自身の市場価値が現状どの程度なのか推し量ることができます。

転職エージェントをうまく活用する方法

転職エージェントを利用する上でちょっとしたコツをお伝えします。

最初は複数の転職エージェントを利用する

転職エージェントによって保有する企業案件の数や種類が異なります。

キャリアカウンセリングを担当してくれた転職エージェントがいい人だったからといって、紹介される企業案件があなたにふさわしいものとは限りません。

なぜなら転職したい業界・職種があったとしても、転職エージェントの手持ちの案件になければ紹介されないからです。

そのため最初は転職エージェントを絞り込まずに、複数の転職エージェントを利用してみましょう。

多すぎても管理が難しくなるので、自分のステータスとそのひとつ上の転職エージェントを網羅しておけばOKです。

フィーリングの合う担当者に絞り込む

転職エージェントとのカウンセリングをして相性が掴めたら、メインに利用する転職エージェントを2~3つに絞り込みます。

転職エージェントの専門性・信頼性できるかどうかや紹介案件の質が自分にあったものかどうかで判断しましょう。

最終的にはフィーリングが合うかどうかで決めて良しです。

利用しないと決めた転職エージェントから継続して連絡がくる場合は、転職活動を停止した旨とお礼を添えて丁重にお断りしておきましょう。

転職エージェント利用の流れ

実際に転職エージェントを利用するとどういった流れで進むのか気になりますよね。

ここでは簡単に流れを説明します。

転職エージェント利用の流れ

  • 手順1:会員登録する
  • 手順2:キャリアコンサル(面談)を受ける
  • 手順3:求人紹介をしてもらう

手順1:会員登録する

転職エージェントに登録します。

転職エージェントによって、メールアドレスや氏名・電話番号など最低限の情報のみで登録完了するものと、経歴や年収などの詳細内容を入力して登録完了するものとがあります。

後から追加・修正もできますが、この後のキャリアコンサルはここで入力した情報を元に実施するので、任意でもなるべく詳しい情報を入力しておくようにしましょう。

手順2:キャリアカウンセリング(面談)を受ける

登録完了後、担当者から電話かメールで面談の日程調整があります。

電話で連絡が来ることもあるので、知らない電話番号を拒否する習慣の人は注意しましょう。

コロナ禍を機に、Zoomなどのオンライン面談で対応してくれるところが多くなりました。

オフィスへ出向いて直接面談するのは面倒なのでオンライン面談してくれるのは便利ですね。

面談時間は転職エージェントによって異なりますが、大体45分~1時間のところが多いようです。

キャリアカウンセリングの流れは以下が基本です

  1. 転職エージェントのサービス内容紹介
  2. 転職者の経歴・希望する業界や条件などのヒアリング
  3. Q&A

事前に知りたいことを書き出しておいて、わからないことはなんでも聞いてみるのが良いです。

転職エージェントはあなたの転職活動の味方です。

自身のキャリアや転職に対する不安や悩みがあればここで相談してみましょう。

手順3:求人紹介

キャリアカウンセリングでのヒアリング情報を元に、エージェントから求人紹介があります。

気になる案件があればエージェントに連絡して転職活動を本格的に進めていくことになります。

まとめ:自分にあった転職エージェントを活用しよう!

今回は「オススメの転職エージェントと選び方」を解説しました。

オススメの転職エージェント・転職サイトを再掲しておきます。

オススメの転職エージェント

サービス名特徴現職年収の目安
リクルートエージェント・業界最大手「リクルート」の転職エージェント
・求人数が多い
400〜600万円
doda・業界2位の総合型転職エージェント
・求人数が多い
マイナビエージェント・「マイナビ」の総合型転職エージェント
・20−30代の求人数が多い
JACリクルートメント・高収入領域の転職実績で国内No.1
・年収600万円以上の求人数が多い
600〜800万円
ランスタッド・外資系の転職エージェント
・高収入・外資系企業の求人数が多い
800万円以上
ジェイック・20−30代フリーター・第二新卒に特化
・5日間の就職対策講座あり
フリーター
第二新卒
ハタラクティブ ・20代に特化した就職支援サービス
・未経験者への正社員求人に強み
就職Shop・「リクルート」の未経験者向けサービス
・20代未経験者への正社員求人に強み

オススメの転職サイト

サービス名特徴現職年収の目安
リクナビNEXT・業界最大手「リクルート」の転職サイト
・求人数が多い
600万円未満
doda・業界2位の「doda」の転職サイト
・求人数が多い
ビズリーチ・ハイクラス向けの大手転職サイト
スカウト機能あり
600万円以上
リクルートダイレクトスカウト・「リクルート」のハイクラス向け転職サイト
スカウト機能あり

まずは、現職年収の目安とそのひとつ上の年収区分の転職エージェントから登録してみましょう。

転職サービスの利用は無料なので、あれこれ悩むよりまずは実際に利用してみることです。

今回は以上となります。

転職エージェントをうまく活用して、転職活動を有利に進めましょう!

この記事を書いた人

本ブログでは20−30代に向けたキャリア形成・資産運用について役立つ情報を発信しています。

大手電気機器メーカーの経営企画管理職/投資歴15年以上、日本株・米国株・FX・日経225先物/アラフォー3児の父

Twitter「仕事に役立つ思考」「投資・お金の活かし方」について呟いています。

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