ビネスマンにオススメする「起業家・経営者の本」7選
この記事では、筆者がこれまで読んだ起業家・経営者の本から「特によかったオススメ7冊」を紹介します。
起業家の方が成功するまでにどれだけ情熱を持って事業に取り組んできたか、どうやって困難を乗り越えてきたかは、すべてノンフィクションの実話なのでとても興味深く引き込まれます。
特に経営を学びたいビジネスマンや起業を考えている人にオススメしたい本です。
1.イーロン・マスク 未来を創る男
電気自動車のテスラや宇宙ロケットのスペースXの創業者であり、今、世界で最も注目される天才肌の起業家であるイーロン・マスクの事業の歩みと、経営スタイル、人間性が描かれています。
技術者にもガンガン口出すタイプの現場派でありながら、テスラとスペースXの両方の会社を経営しているという、まさに天才起業家です。ドライな一面もありながら、何としても事業を成功に導こうとするイーロンの情熱が伝わってきます。
電気自動車に宇宙ビジネスと、とにかくやることのスケールが大きく、読んでいてすごくワクワクさせられます。
イーロン・マスクは、日本にいないタイプの次世代経営者のスター!宇宙ロケット、電気自動車のスポーツカー(テスラモータズ)、太陽光発電……未来の世界を創り出すために、大金を投じ、常に勝負し続ける豪腕経営者。次世代のスティーブ・ジョブズとも呼ばれる、今後ますます注目される異能の経営者イーロン・マスク初めての本格評伝登場!
Amazon書籍紹介文より
2.スティーブ・ジョブズ
Mac、iPhone、iPadの生みの親でありアップル創設者のスティーブ・ジョブズの生涯が描かれた唯一の伝記です。
2000年代、ジョブズがiPodやiPhone、iPadなど従来にないイノベーティブなApple製品を出す度に、世界中が興奮の渦に飲まれました。
製品に対する妥協を許さないデザインへのこだわり、自身の信念を貫く経営スタイル・人生観にとても感銘を受けました。
アップル創設の経緯から、iPhone、iPad誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。本人が取材に全面協力したからこそ書けた、唯一無二の記録。伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで。経営者としてのジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類似書を圧倒。
Amazon書籍紹介文より
3.志高く 孫正義
ソフトバンクグループ創業者の孫正義氏の幼少期からの創業・事業の歩みが書かれています。
高校時代に思い立って単身米国に渡るなど飛び抜けた行動力を持っており、ソフトバンクを創業してからも常人には真似できない判断力・スケールの大きさで事業を急拡大していく様子が描かれています。
孫さんの事業にかける熱い想い、「志」がひしひしと伝わり、読むだけで胸が熱くなります。
情報革命の先頭を走る男の生きざまを活写した、感動の評伝!裸一貫から立ち上がり、いまや世界を見据える事業家となった孫正義。その原点となる少年時代に始まり、アメリカでの青春期、ソフトバンクの創業、インターネットや携帯電話事業への進出から、アリババの上場そしてロボット事業に至るまで――波乱に満ちたその半生を、四半世紀にわたって孫を密着取材してきた作家・井上篤夫が熱い筆致で描く。
Amazon書籍紹介文より
4.ジャック・マー アリババの経営哲学
中国巨大IT企業のアリババ創業者であるジャック・マーの歩みと経営哲学が描かれています。
もともとカネもコネもないところから泥臭くのし上がっていった起業家とあって、庶民的な感覚もある経営哲学は筆者も共感が持てました。
ジャック・マーは中国起業家のスター的な存在であり、中国の起業家思想を知る上でも、勉強になる1冊です。
2014年9月にニューヨーク証券取引所に上場し、時価総額25兆円という驚きの初値をつけ話題となったアリババグループの創始者、馬雲(英名 ジャック・マー)の経営哲学を12の項目に分けて紹介。本書のテーマは、ビジネスに限らず、生活の哲学、成長の哲学など、多岐に亘っており、アリババのビジネスに関心のない人も、一人の人間がどこまで成長できるのか、そして、世界を変えようとする人物はものごとをどのように考えるのかに触れることができる良書です。
5.フェイスブック 若き天才の野望
フェイスブック(現Meta)創業者のマーク・ザッカーバーグが大学時代にフェイスブックを開発してからの歩みが描かれています。ひとつのSNSサービスがこれだけ社会にインパクトを与えるまでになる軌跡を追体験でき、そのスピード感と迫力に圧倒されます。
様々な雑音に惑わされず、「個人の情報発信に力を貸すサービス」としての信念を貫いて行動している様子に感銘を受けました。
フェイスブックの若き天才CEO(最高経営責任者)、マーク・ザッカーバーグ。彼が掲げる「フェイスブックで世界をもっとオープンな場所にする!」という揺るぎないビジョンと魅力に、ハーバード大の仲間やシリコンバレーの起業家、ベンチャーキャピタル、大企業の経営者たちが次々と吸い寄せられる。本書では、26歳の天才CEOの成功と苦悩、そして野望を生き生きと描き出す。
Amazon書籍紹介文より
6.ジェフ・ベゾス 果てなき野望
Amazon創業者であるジェフ・ベゾスの歩みが書かれた本です。
徹底した顧客第一主義を軸にビジネスモデルを確立してきた様子が描かれています。
同時に、他社からのヘドハンティングや社外への人材流出なども事細かに描かれており、Amazon成長の舞台裏のリアルを垣間見た気分でした。
ジェフ・ベゾスとアマゾンの経営手法は独特だ。10年以上先を見据えて、必要とあれば赤字もまったくいとわない。買収したい会社があれば、相手の体力が尽きるまで価格競争を仕掛けて追い込む。投資家から批判されても、巨大な物流システムやクラウド「AWS」、電子書籍「キンドル」などの新規事業には、巨額の投資を続ける。電子書籍の普及に向けて、出版社には言わずに卸値を下回る1冊9ドル99セントで電子書籍を売りまくる。数字と情熱を重要視する合理的で冷徹な手法を解説している。
Amazon書籍紹介文より
7.経営学 小倉昌男
「クロネコヤマトの宅急便」で知られるヤマト運輸の元社長である小倉昌男氏が宅急便ビジネスを作り出すまでの悪戦苦闘と経営哲学について書かれています。
当時日本になかった「宅急便」という新規事業を起こすにあたり、徹底した分析と覚悟を持って臨んで成功された様子は、新規事業を手掛ける上でのケーススタディとして良い教本になります。
「社員をやる気にさせるには」、「経営リーダーの条件」といったリーダーシップ哲学も本書で学べます。
「儲からない」といわれた個人宅配の市場を切り開き、「宅急便」によって人々の生活の常識を変えた男、小倉昌男。本書は、ヤマト運輸の元社長である小倉が書き下ろした、経営のケーススタディーである。
Amazon書籍紹介文より
Audible:「聴く読書」で時間を有効活用
Audible(オーディブル)は、Amazonが提供するプロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。移動中や作業中など、いつでもどこでも読書ができ、オフライン再生も可能です。
- Audible会員は定額聴き放題
- 12万以上の対象作品が聴き放題に
- 30日間の無料体験後は月額
聴き放題には12万冊以上が対象になっており、今回紹介した「志高く」も対象に入っているので、今なら無料体験期間で聴けてしまいます。
ちなみにAudibleには洋書も数多くあるので、英語の本を聴くことで英語のリスニング力を鍛える使い方もオススメです。とても良いサービスですので、是非この機会に利用してみてください。
まとめ
本記事ではビジネスマンにオススメする「起業家・経営者の本」7選を紹介しました。
- イーロン・マスク 未来を創る男
- スティーブ・ジョブズ
- 志高く 孫正義
- ジャック・マー アリババの経営哲学
- フェイスブック 若き天才の野望
- ジェフ・ベゾス 果てなき野望
- 経営学 小倉昌男
どの経営者も筆者が尊敬する経営者の方たちばかりです。世に名を残す起業家・経営者の行動や言葉は重みがあり、とても刺激を受ける本ばかりですので、是非手にとっていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。