社会人のための「QOLを向上させる6つの習慣」【20-30代必見】

若くから良い習慣を身につけておくと、仕事のキャリアアップや資産形成につながり、人生の質=QOL( Quality of Life)が向上することになるでしょう。

社会人歴10年以上の筆者は現在、大手メーカーの経営企画管理職をしています。経営役員や周囲の優秀な先輩社員を観察していると、いくつかの共通的な習慣があることに気づきました。

この記事では、筆者が先輩方から学びそして実践している、社会人の方へオススメしたい「QOLを向上させる6つの習慣」を解説します。

目次

社会人のための「QOLを向上させる6つの習慣」

今回紹介する「QOLを向上させる6つの習慣」です。

QOLを向上させる6つの習慣
  • 習慣1:朝活をする ー 目覚めから2時間はゴールデンタイム!(重要)
  • 習慣2:1日にやること6つの優先順位を決める
  • 習慣3:勉強の時間を毎日15分とる
  • 習慣4:筋トレ&ランニングをする
  • 習慣5:情報発信をする
  • 習慣6:積立投資をする

一つずつ解説していきます。

習慣1:朝活をする ー 目覚めから2時間はゴールデンタイム!(重要)

目が覚めてからの2時間を「朝のゴールデンタイム」といいます。睡眠により脳の記憶・定着が行われて頭がリフレッシュされるため、1日で最も思考がクリアな時間帯です。

朝のゴールデンタイムは勉強やクリエイティブな事をするのに適しており、仕事後で脳の疲れた夜間にするよりも格段に捗ることが体感できると思います。同じ2時間でも夜にやるのと朝にやるのでは効率が全く違うのです。

毎日の生活で、この朝のゴールデンタイムを有効活用しない手はありません。夜更かしをせずにしっかり睡眠をとり、朝早く起きて勉強・読書やクリエイティブな事をする時間に当てましょう。

仕事に間に合うギリギリに起きて、毎朝のゴールデンタイムを通勤時間やルーティン会議に費やしてしまうのは非常にもったいないことです。

朝日を浴びるとなお良いです。太陽の光を浴びると脳を活性化させるホルモン「セロトニン」が分泌されるので、脳が活動モードにしっかりと切り替わります。

筆者の場合は朝5時に起き、朝の2時間を勉強やクリエイティブな仕事をする時間に当てるようにしています。

習慣2:1日にやること6つの優先順位を決める

アイビーリーメソッドと呼ばれる生産性向上の手法があります。とてもシンプルな手法ですが、アウトプットの質が劇的に向上する手法として有名です。アイビーリーメソッッドを簡単に説明します。

アイビーリーメソッドとは
  1. 1日にやるべきタスクを6つ書き出し、重要なものから優先順位をつける
  2. 優先順位の高いタスクから取り組む
  3. タスクが完了したら、次のタスクに取り組む(いろんなタスクに手を出さない!)
  4. 完了しなかったタスクがあっても気にせず、翌日のタスクの1つとする

アイビーリーメソッドの良いところは、1日にやるべき重要なタスクを6つまでに絞ることです。あ

れもこれもとやりたいことがたくさんあっても、結局、大事なことが完了していないまま1日が終わることがないでしょうか。アイビーリーメソッドではやるべきことを絞り込み、さらに優先順位をつけて重要なタスクから取り掛かかることで、自分の時間を集中させることで結果が出やすい仕組みになっています。

6つ全てが完了しなくても気にしないでください。

1つでも2つでも、その日にやるべき最重要なタスクを完了することができたのなら、その日はあなたにとって十分に結果が出せた1日だと言えるでしょう。

前日の夜に完了したタスクを洗い出し、次の日のタスクを整理しておくと良いでしょう。朝のゴールデンタイムであれこれ悩まずに、最重要なタスクから手をつけることができます。

習慣3:勉強時間を毎日15分とる

学生の頃はよく勉強していた人でも社会人になると仕事やプライベートが忙しくなり、勉強時間をほとんど取らなくなる人は多くいます。

しかし、仕事のデキる社会人はほぼ間違いなく勉強を続けているので、全く勉強しない人との差はどんどんついていきます。そして、その日々の積み重ねによる差は、20代後半~30代になってくると間違いなく現れてきます。

まずは1日15分だけ勉強することを心がけてみましょう。最初から1時間、2時間の勉強時間を自分に課すと机に向かうことが億劫になってしまいます。

「社会人の平均勉強時間は1日6分」とも言われていますので、1日15分勉強するだけで平均以上の勉強時間をとっていることになります。

例えば「資格・仕事の勉強」というタスクを作り、朝のゴールデンタイムを活かして取り組むことで、周囲の社会人と確実に差をつけていくことができるでしょう。

習慣4:筋トレ&ランニングをする

筋トレで得られるメリットはたくさんあります。

筋トレのメリット4つ
  1. 基礎代謝が増えて太りにくくなる
  2. 体が引き締まり魅力的なボディになる
  3. 成長ホルモンにより身体を若く保てる
  4. テストステロンが分泌されメンタルが健全になる

筋トレは自宅でもできますが、ジムに通ってマシンを使った方が筋肉に負荷をかけることができるので筋トレ効果が出やすいので、ジムに通える環境であればジム通いをオススメします。

ランニングは心肺機能の向上、足腰の筋肉を鍛える、体幹バランスの向上などのメリットがあり、筋トレ後に合わせて行うことで脂肪燃焼効果も得られます。

筋トレは鍛える部位を1週間で曜日ごとにローテーションしながらメニュー化しておくと良いでしょう。

筆者の場合は、月曜から胸→背→休憩(ランニングのみ)→肩→腹筋→腕→休憩(ランニングのみ)、ランニングは筋トレ後に3kmを目安にしています。仕事の都合などで筋トレメニューをこなせない日も多いのですが、そうした場合は翌日、翌々日にまとめてするようにしています。

習慣5:情報発信をする

コミュニケーションツールとしてSNSで情報発信をすることは大事な時代になってきました。Facebook、Twitter、ブログ、Instagramなどで情報収集するだけでなく、自ら有益な情報を発信していくことは社会人としてもメリットがあります。

SNSで情報発信するメリット4つ
  1. 情報発信することで、勉強・思考整理ができる
  2. 発信に対する返信やシェアで関連する情報が集まりやすくなる
  3. 初対面の人へ自分を知ってもらう名刺代わりになる
  4. 仕事スキル・業務経験を見て採用者から転職オファーがくる

特に3、4は今はベンチャー企業を中心に活用されていますが、今後は大企業でも同様の使われ方が広まるでしょう。

筆者はアラフォーですが、20代でSNSを頻繁に使い出したこの世代が大企業の管理職になってきたことで、今後、SNSでの情報発信を見て採用オファーを出したり、発信内容からわかる仕事レベル・性格を採用時の参考にするなど、SNS発信内容が大きな影響力を持つようになってくるのは間違いないと思います。

Facebookは実名、その他はハンドルネームで利用している方も多いと思います。普段はハンドルネームでも構いませんが、いつでも実名と紐づけて更新しても恥ずかしく無いようにしておくことが大切です。

習慣6:積立投資をする

資産形成は早くから開始した方が有利です。下記のグラフは毎月3万円を積立した場合とその積立金額を毎年4%の複利で運用した場合の比較です。

仮に25歳から60歳までの35年間積立した場合、その差は2倍以上になることがお分かりいただけると思います。

米国株式の年平均成長率は7%と言われていますので、複利4%は保守的な数字と言えます。

投資先はバンガード社が提供しているETF(上場投資信託)であるVTIに連動した商品がオススメです。VTIは米国株式のほぼ全ての株式をカバーしているので、VTIを購入すれば米国が成長を続ける限り恩恵を受けることができます。

社会人の方はまずiDeCo、それから積立NISAを始めましょう。

これらの制度を利用することで、iDeCoは所得控除+運用益の非課税、積立NISAは運用益の非課税という強力な恩恵を受けれます。

iDeCoや積立NISAについては別の記事で詳しく紹介したいと思います。

まとめ:若い頃から良い習慣を身につけよう!

今回は社会人のための「QOLを向上させる6つの習慣」について解説しました。

QOLを向上させる6つの習慣
  • 習慣1:朝活をする ー 目覚めから2時間はゴールデンタイム!(重要)
  • 習慣2:1日にやること6つの優先順位を決める
  • 習慣3:勉強の時間を毎日15分とる
  • 習慣4:筋トレ&ランニングをする
  • 習慣5:情報発信をする
  • 習慣6:積立投資をする

大事なことは毎日のルーティンとして習慣化することです。仕事やプライベートの都合で思い通りにこなせない日もあると思いますが、気にせずにまた次の日から再スタートして長期的に継続することを心がけてください。

1年、5年、10年と継続することで人生のQOLが格段に向上していることと思います。

今回は以上になります。

この記事を書いた人

本ブログでは20−30代に向けたキャリア形成・資産運用について役立つ情報を発信しています。

大手電気機器メーカーの経営企画管理職/投資歴15年以上、日本株・米国株・FX・日経225先物/アラフォー3児の父

Twitter「仕事に役立つ思考」「投資・お金の活かし方」について呟いています。

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